【夏休み特別企画】「宮崎大学へ行ってみよう!」都農町の中学生と保護者が宮崎大学を体感しました。
8月8日(木)、都農町の中学生11名と保護者6名が宮崎大学を訪問しました。
この企画は、2020年の宮崎大学寄附講座(医学部及び地域資源創成学部)設置をきっかけにスタートした連携事業の一環として、都農町教育委員会と宮崎大学との共催で毎年実施しているものです。高校、大学が町内に無い都農町の中学生や保護者に大学を知ってもらうきっかけをとして、大学を実際に見て大学生や教員との交流を図ることで、将来の選択肢としての大学への関心の高まりや生徒の学習意欲向上につなげる狙いがあります。
プログラム前半では、李(イ)准教授(工学部機械知能工学プログラム)の指導のもと、LEGOロボットを使った競走や投球ロボットによる投球、ボール回収ロボットの操作を体験しました。また、大学生と一緒にLEGOロボットの組み立てやプログラミングの体験もしました。 LEGOロボットの走るスピードをあげるとコースから脱線してしまうため、どうすれば上手くいくかを自分たちで考え、何度も試行錯誤して挑戦する姿が印象的でした。
学生食堂での昼食後は、学生の案内で図書館を、宇田津館長(農学部教授)の案内で農業博物館を見学。生徒たちは、図書館の中におしゃべりができるスペースがあることや大学内に博物館があることに驚いた様子でした。最後の大学生への質問コーナーでは、「通知表はありますか?」「中学・高校ではどのくらい勉強しましたか?」といった質問があり、大学生の生の声を聞くことができて大学へのイメージを膨らませたようでした。最初は緊張気味だった生徒たちでしたが、この企画を通じて大学生と楽しみながら交流することができました。
今後は、8月18日(日)に小学4年~中学3年生を対象とした宮崎大学公式文化部dotcube(ドットキューブ)主催の「未来クリエーターズ育成講座in都農」の第1回目、8月20日(火)~22日(木)には教育学部学生による中学3年生対象の「つの数学塾」も予定されており、都農町の生徒が宮崎大学をより身近に感じる機会を提供します。