寄附講座 2025.07.01 UP

宮崎大学医学部による健康相談会(けんこう講話)が今年度もスタートしました

 都農町における宮崎大学医学部寄附講座の取り組みのひとつである、各地区での健康相談会(けんこう講話)が今年度も始まりました。

 この取り組みは、町民の皆さまの健康に関する悩みや関心について直接お話を伺い、その声をもとに健康に役立つ様々な情報提供を行うものです。開催にあたっては、弊財団より各地区の自治会長・老人会長の皆さまへ呼びかけを行い、ご希望のあった地区で実施しています。

 6月は、9日(月)の湯の本地区を皮切りに、6月12日(木)に南新町地区、6月17日(火)に名貫地区で開催しました。
 今年度は、桐ケ谷先生と坂口先生がメインでご希望のテーマに沿った講話を行っています。3地区とも、昨年度のアンケ―トで関心が最も高かった「認知症」を中心にお話ししました。
 認知症は誰でも罹る可能性のある脳の病気で、自分でできる予防法や、もし身近な人が認知症になった場合の接し方など、日常生活に役立つ内容が伝えられました。

 また、全講話に医学生も参加!認知症の方への対応方法の良い例・悪い例を、寸劇を交えながら参加者へ分かりやすく紹介し、参加者からも好評をいただきました。

 8月は猛暑が予想されるため健康相談会(けんこう講話)はお休みとなりますが、7月に2地区、9月に4地区、11月に1地区での開催を予定しています。随時、開催をご希望の地区を募集しています。認知症以外のテーマでも構いませんので、関心をお持ちの地区は、弊財団までご連絡ください。
  医学生や看護学生も、スケジュールが合えば現地に伺い、地域の皆さまと直接ふれあう機会を大切にさせていただきます。

 弊財団は都農町と連携し、2020年4月に宮崎大学医学部ならびに地域資源創成学部の寄附講座を開設。保健・介護 ・福祉、そしてまちづくりが有機的に連携し、健康で自分らしく暮らせる多世代共生社会の実現を目指しています。

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