都農町産タマカイを使った新商品の開発が進行中です

都農町では、令和7年度から、水産業の活性化、地域ブランドの創出、水産事業による新たな雇用の創出を目的として、陸上養殖および水産加工センターを軸とした「サステナブル水産業プロジェクト」が展開されています。

町内・下浜地区の陸上養殖場では、スズキ目ハタ科の「タマカイ」を養殖しています。
流通量が少なく、希少価値が高いため“高級魚”と呼ばれるタマカイ。

弊財団では、今年度より、このタマカイを使った新商品の開発・販売を行う業務を都農町から受託しています。
レシピ開発には、「都農マリアージュプロジェクト」で書籍のレシピもご担当いただいた料理研究家・大橋みちこ氏にご協力いただき、都農ワインに合うタマカイ料理を考案していただきました。

10月23日（木）には、都農町議会議員の皆さまや関係者、総勢15名をお招きし、新商品の試食会を開催しました。

当日は、レシピ開発の大橋氏、プロジェクトマネージャーである株式会社ぐるなびの齊藤氏から、開発の背景や、タマカイと他の食材・ワインとの相性についてご説明。
実際に目の前で調理を行いながら、料理を提供しました。

参加者からは積極的な質問や貴重なご意見を多数いただきました。
今回の試食会を通して得た声をもとに改良を重ね、商品化へとつなげていきます。