サービス 探究活動支援 EXPLORATION SUPPORT
質の高い学びの機会を都農の子どもたちに
「誇れるまち」「住み続けたいまち」をつくる上で、
都農で質の高い学びの機会を得られるようにすることは、子どもにとっても、大人にとっても大切なことだと考えています。
都農町教育委員会と連携して、
小中学校における「総合的な学習(探究)の時間」やクラブ活動の支援、県立高鍋高等学校の探究学習支援を実施している他、学校の外で、地域での学びの機会提供にも取り組んでいます。
探究活動支援の事業内容 OVERVIEW
環境分野での地域学習プログラム開発支援(総合的な学習(探究)の時間)
都農町で家庭ゴミの収集を担う(有)都農町衛生公社のご協力のもと、都農町教育委員会・NECソリューションイノベータ(株)と連携し、都農町のゴミ収集に関するリアルなデータを読み解きながら、ゴミの正しい分別収集の推進・ゴミ排出量の削減を目指す取組みを小学校の「総合的な学習(探究)の時間」の中で行う支援を実施しています。
– 学習の大まかな流れ –
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01
- 情報収集
- ゴミ収集の際に、ゴミの分別方法の間違い等で、収集されずに集積場所に残されてしまったゴミに関するデータを、(有)都農町衛生公社の作業員の方々に、日々のゴミ収集の現場で専用のタブレット端末に入力いただく。
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02
- データ分析
- 子どもたちがNECソリューションイノベータ(株)提供のシステムを使って、日々更新される①のデータを見て、都農町のゴミ収集の実態を知り、傾向を分析する。
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03
- 呼びかけ・実践
- 「行動経済学」の知見を参考にしながら、ゴミの分別収集の間違いの減少・ゴミ排出量の削減につながるような、住民に対する呼びかけの方法を考え、実践する。
令和6年度は、2学期から都農南小学校の5年生2学級での実施を予定しており、次年度以降も継続に資するプログラムとすることを目指しています。
ロボット教材を使った小学校でのクラブ活動の支援
2021年度より、都農小学校でクラブ活動(パソコンクラブ)の時間にロボット教材を使って、プログラミングに触れる機会を提供する活動を行っています。
県立高鍋高等学校の探究学習支援
都農町の高校生が多数通う県立高鍋高等学校1年生の探究学習における地域講座、地域巡検(実習)を担当し、都農町の現状や課題を伝え、生徒にとって主体的な学びとなるよう支援しています。
ロボット競技大会への出場を目指す教室の開催
財団が事務所を置く多世代交流サロン「文明|BUNMEI」で、ロボット教材を使った競技大会への出場を目指して、プログラミング学習を行う教室を毎週土曜日に開催しています。