サービス 地域商社 REGIONAL TRADING COMPANY
新たな付加価値の創出
都農町は、「農の都」とも言われ、農業就業割合は、宮崎県内でもトップクラス。トマトやきゅうりといった野菜、都農ワインの原料ともなるブドウ、梨などのフルーツ、そして宮崎牛を輩出する畜産と多くの食材を有します。 生活の中でも農業が根付いており、生業としての農業だけではなく、家庭菜園や趣味としての農業、獲れた野菜のお裾分けは日常の風景です。
そんな都農町で、私たちは築90年の旧店舗をリノベーションし、調理に必要な設えを整え、チャレンジショップの運営や町内の生産者との連携で規格外の果実や生産段階で出る副産物を活用したアップサイクル商品を開発・販売するという取り組みを続けてきました。また、これをきっかけに町内の食材が集まる「道の駅つの」の商品開発に携わり、新ブランド「農の都を愉しむ」の立ち上げ、食材そのものを活かした加工品の開発を手掛けるようになりました。
今後も都農町という地域にこだわり、豊かな食材、そこから生まれる食を通じて新たな付加価値の創造、町への貢献を目指していきます。
地域商社の事業内容 OVERVIEW
道の駅つの魅力化支援
道の駅つのは2013年7月にオープンしました。年間を通して生産される豊富で新鮮な野菜、果実を求めようと多くの来客があります。
つの未来財団では、この都農町の強みを活かし、生産者をはじめ、多くの消費者の皆さんへ満足いただけるよう、道の駅つの魅力化支援を担っています。
魅力ある売場づくりはもちろん、生産者とタイアップした商品(加工品)開発や新ブランド「農の都を愉しむ」の立ち上げなど、より多くの消費者の皆さんに喜んでいただき、生産者の皆さんの所得向上に繋がることを期待しています。
販路開拓支援
2022年5月に都農町と(株)ぐるなびが「地域活性化起業人制度による連携協定」を締結したことをきっかけに、道の駅つのとも連携し、町内事業者の皆様の商品の外販支援に取り組んでいます。ぐるなび社が販売主体となることで、高齢や人員不足を理由にEC化が遅れている町内事業者においても負担少なく取り組むことができています。
産直!ぐるすぐりの駅へのリンク
https://gurusuguri.com/shop/tsuno_gmd/?__ngt__=TT15a20fb2d007ac1e4ae659NNhzxW0nYfQX3K7RucDOBx
地域ブランディング
国内外から評価を受ける都農ワイン。戦後間もなくはじまった都農町のぶどう栽培。そして、それを100%活用したワインづくりがはじまって30年が経過します。年間を通して積雪のない都農町では、ぶどうの他にも多くの農林水産物が生産され、道の駅つのでは300を超える野菜が入手可能です。世界的なワインと豊富な食材、これを都農町の大きな強みと捉え、町内外の方々にその魅力を伝え、日常的に楽しんでいただくこと、また、それが地域とあらゆる方々をつないでいくブランディングに繋がると考えています。この秋には一冊の書籍がまとまり、地元食材とワインの”マリアージュ”が表現される予定です。つの未来財団では、これをキッカケに地域ブランディング、また、その育成に取り組んでいきます。