宮崎大学地域資源創成学部1年生による「地域学基礎」フィールドワークが実施されました

弊財団は都農町と連携し、2020年4月に宮崎大学地域資源創成学部ならびに医学部の寄附講座を開設。保健・介護 ・福祉、そしてまちづくりが有機的に連携し、健康で自分らしく暮らせる多世代共生社会の実現を目指しています。
この度、宮崎大学地域資源創成学部の1年生 約100名が、都農町寄附講座「地域経営学講座」(令和2年開設)のカリキュラムの1つである「地域学基礎」のフィールドワークを町内で行いました。この実習は、地域を実際に歩いて巡りながら、都農町の魅力や特性について学ぶもので、例年5月に実施されており、今年で4回目の開催となります。
本年は2グループに分かれて実施され、まず5月10日(土)には8班 約40名の学生が、JR東都農駅から徒歩圏内の地域を巡りました。その後、天候不良による延期を経て、5月31日(土)に15班 約60名の学生がJR都農駅から徒歩圏内の地域を散策しました。学生たちは、地域を歩きながら住民の皆さまにインタビューを行い、都農町の魅力について直接話を伺いました。町内で、オレンジ色のビブス(識別用ベスト)を着用した学生の姿をご覧になった方もいらっしゃったのではないでしょうか。


また、5月10日には、子どもから高齢者まで幅広い交流を目的とした「れんげ食堂」が長野公民館で開催されており、長野地区周辺を散策していた学生たちは、同食堂を訪れていた町民の方々とも交流を図っていました。当日の様子は、宮崎日日新聞の都農支局長にも取材いただき、後日、紙面にて紹介されました。

学生たちは、今回の実習を通して町内で発見した都農町の魅力などを「地域資源マップ」としてまとめる予定です。過去に作成された地域資源マップは、「宮崎大学地域資源創成学部地域経営学講座」ウェブサイトにてご覧いただけます。