第6回 未来クリエイターズ育成講座 in都農 が開催されました

1月19日(日)、小学4年生〜中学3年生を対象とした「第6回 未来クリエイターズ育成講座 in都農 〜デジタルで楽しむ!ゲーム開発ワークショップ〜」がBUNMEIで開催されました。
この講座は、令和6年度宮崎大学チャレンジ・プログラム都農町枠で採択された企画で、普段は主にゲームやwebの開発を行っている宮崎大学文化部dotcube(ドットキューブ)のメンバーが講師を務め、都農町の小・中学生にデジタルを使った学習支援を行うものです。弊財団は、都農町の地域活性化につながる学生の企画を支援しています。
今回は、無料のプログラミングアプリを使用し、簡単なシューティングゲームの制作に挑戦しました。ゲームを自分で作れるとあって、受講者はこれまでで2番目に多い7名!1人1台ずつパソコンを準備し、講師が手順を説明しながら作業を進めていきました。


プログラミングとは、コンピューターを動かすための指示を書く作業のことを指します。今回使用したプログラミングを使うアプリは、コードを自分で書くものではなく、簡単に扱えるブロックベースのアプリで、初心者でも簡単に操作できます。指示を出せる様々なブロックを組み合わせて、どういう風にゲーム上のプレイヤーに動いてほしいか、背景の色は何にするかなど、指示を追加してゲームを形作っていきます。
受講者は全員小学生でしたが、すぐにコツをつかんで使いこなしていました。ゲームを制作する過程でプログラミングの楽しさも体験できている様子で、分からないことやつまずいた点について、すぐ大学生に質問し、それに対して一生懸命丁寧に答える大学生の姿も印象的でした。

四苦八苦しながらようやく自分が作ったゲームが出来上がると、みんな夢中になって遊んでいました。ゲームの設定を難しくしていたり、キャラクターを自分で描いたり個性が光っていました。講座終了間際には、「まだやりたい!時間が経つのが早い」「今回の講座が一番楽しかった」と言った声があがるほど、非常に満足度の高い講座となりました。
今回が実質最後の講座。8月から始まった講座の集大成として、令和7年2月14日(金)に都農町役場中央公民館で行われる「宮崎大学都農町寄附講座卒論・活動報告発表交流会」内で学生が本講座の成果報告をします。次年度も、こうした学びの場の提供ができたらと強く感じています。入退室自由ですので、ぜひお越しください。

